スパッラの新たな弓選び

昨日はヴァイオリニストの加我悠さんと、小田原のアトリエカマタより工房長の鎌田悟史さんが当工房に足を運んで下さり、いくつもの弓の試奏をさせていただきました。

結果的には、様々な弓がある中で、クリップインタイプと呼ばれるバロック弓(材質はスネークウッド )を加我さんが選ばれましたが、弾き手にも、また聴いている者にも、クリップインタイプの弓と、アジャスター がついた弓の違いは明らかで、改めて不思議に感じました。

また弓製作を専門にはしていませんが、当工房の弓とも比較していただき、どのような違いが反りの付けかたや毛の張り方、幅などによってするのかということも確かめ、自分自身の課題もまた一つ見つけることができました。

弦についても思いがけず比較をすることができ、とても貴重な情報となりました。

熱心な奏者の製作家とのやりとりは本当に刺激的で楽しく、いつもあっという間の時間です。

次は加我さんの肩掛けチェロを使わられるコンサートでお会いできるのではと楽しみにしています♪

加我さん、鎌田さんの貴重な時間をありがとうございました!

当工房もさらに肩掛けチェロの普及を推し進めていきたいと思います。