主に初級~中級者向けの楽器や弓のご案内ページです。
弦楽器愛好家の裾野を広げることを目的に、値段と品質のバランスのとれるものを選んでおります。数は少ないですが、年数を経て味わいを増した楽器を随時紹介しております。
※掲載前に工房で紹介させていただき、ご成約いただくことも度々あるため、下記楽器以外にもお探しの場合は直接お問い合わせください。
※セキュリティの関係で一部楽器は工房とは別の場所に保管しております。ご試奏の際には移動しますので、事前のご予約をお願いいたします。
◼︎ヴァイオリン4/4(ドイツ製、1927年)
682,000円(税込)
20世紀初頭にドイツの中心的な弦楽器製作地であったマルクノイキルヘェンのWernitzgrün地区で製作された楽器で、C.A. Götz工房のブランドで製作された楽器と思われます。ラベルも当時のものがそのまま残されており、
Erzeugt in Wernitzgrün Markneukirchen Deutschland 1927
と読めます。
工房製ということで、名もなき職人の手によるものと考えられますが、充実した音質で音量も十分、個人製作家の楽器であったら、このような 価格でご提供することは難しく、価格と品質のバランスがとてもよいと考えております。
また塗装も経年変化を帯びた無数の細かいヒビが柔らかいオイルニスを使ったものであることを伺わせます。後年、量産メーカーに見られるようになった硬質な化学ニスとは明らかに一線を画す味わいあるものです。
古い楽器であるため、各所に修理は施されていますが、当面メンテナンスに費用がかかるような箇所はありません。
初級者から弾いていただけますが、中級者になっても買い換えることなく楽しめる豊かな響きの楽器として、ぜひお手にとっていただきたいと考えております。






◼︎ヴァイオリン4/4(フランス製、1900年代)
485,000円(税込)
こちらの楽器はフランスの産地ミレクールのものであることはほぼ間違いないかと思われますが、工房は特定できておりません。
前オーナーさんは、30年前にMax Möller という当時有名なオランダの楽器商から直接購入されたと伺いました。当工房の仕入れに際して領収書を見せていただきましたが「古いフランスのヴァイオリン」とのみオランダ語で確認されました。また、楽器そのものの特徴を見ても相違ないかと思われます。
ラベルはミレクールのDidion 工房のものが貼られていますが、年代の記入がなく、おそらくDidionのものではないと思います。当時の有名工房のラベルを後から貼ってしまうことは昔はよくありました。また、時代的にもDidion工房よりに後と思われます。
楽器全体としてはニスの剥がれがいくつかあるものの、割れ、剥がれなどは見当たらず、50年以上経っていると思われるもののコンディションはよいです。楽器をセッティングしたMax Möllerの焼印が押された駒がそのまま使われているのは今では大変珍しいかもしれません。
テールピースは現状、初心者向けにアジャスター付きのものを装着しておりますが、こちらはご希望があれば購入時に限りローズウッドの木製に交換可能です。
近年フランスの楽器がイタリアの楽器につられて高騰していますが、この楽器のようなミレクールのものは元来初心者向けに作られたものですので、ヴィンテージ感が出てきてはいるものの当時の価格を念頭にお値段もできるだけ抑えてみました。(※物価高騰と円安の影響を受け、2026年9月に改訂)
こちらの楽器もネット販売などの入門者向けセット(アウトフィット)ヴァイオリンで始められた方が、より年数を経た響きを求めたいという時におすすめの楽器です。
(※ケース、弓別ですが、セットをご希望の場合もご相談いただけます)







◼︎小型ヴィオラ(ハンガリー製20C半ばごろ)
Litto Bela Istvan
230,000円(税込)
ヴァイオリンケースに入る小型のヴィオラです。音響箱の大きさが約360mmです。
ラベルはハンガリー人の名前で、元々付いていた駒には20Cにアメリカで活躍していたチェコ系の技術者の刻印がありました。
楽器の作りなどからもほぼ間違いなくハンガリー辺りで作られたものと思われます。おそらくは東欧で作られたものをアメリカに入れていたものと思われます。(当工房入荷時には20世紀にあった米国の有名楽器商のパンフレットなども一緒に保管されていたことから、楽器店の取り扱い商品であった可能性があると考えています)
20世紀には、現在標準的に作られるヴァイオリンよりやや大きめなヴァイオリンが数多く東欧圏で作られたのですが、現在そうした楽器は国内で流通しても日本人の体型には大き過ぎることが多く、扱いに困ることがあります。
今回、修理を手掛けた際にバスバーなどを少し調整し、大きさを逆に生かして非常に小さなヴィオラとして再生してみました。
ジュニアオケの中高生などまだ体大きくない方や、成人初心者の方でも普通サイズのヴィオラが大きくて扱いにくく感じておられる方や、ヴァイオリンからたまの持ち替えでヴィオラを弾いてみたいというような方に、楽しんでいただければと思っております。
小さいため、本格的なヴィオラとして使うには容積が小さいですが、大きさの割に意外としっかりした音がすることに驚いていただけるのではないか思います。
※楽器本体のみの価格となります。





◼︎バス・ガンバ(日本、1998年)佐藤一也Sold
◼︎チェロ4/4 (ドイツ、1995年) Josef Schuster Sold
◼︎バイオリン4/4弓(スイス製)Finkel W.Ernst Sold
◼︎チェロ4/4 Anton Prell (アントン・プレル) No.I 2000年Sold
◼︎ヴァイオリン4/4弓(フランス製)1930年ごろSold
◼︎チェロ4/4 (ドイツ製)1989年 Sold
◼︎チェロ4/4 (ドイツ製) Sold
■フランス・ミレクールのヴァイオリン4/4
Sold
■イタリア・Piccinotti工房製楽器 Sold