
一昨日の無伴奏コンサートの後で、今日は都内・某所にて、古楽演奏の草分けとして、また肩掛けチェロの功労者として知られるシギスヴァルト・クイケン氏に楽器を試奏してもらいました。
(日曜日の製作教室があったのですが、受講生の皆様に温かく背中を押していただき時間が作れたことをこの場を借りて感謝いたします。)

5年前にベルギーに行った時もタイミングが合わず、3年前にも直接メールをやりとりしながらもコロナの影響で会うことができなかったため、念願がなっての機会でした!
コーディネートをして下さったバロック・ヴァイオリニストの若松夏美先生にもこの場を借りて心より感謝いたします。

思いもかけず、寺神戸亮先生にもお会いすることができました。(写真はシギスヴァルトが寺神戸先生の横で自分のチェロと私のチェロの大きさを比べているところ)
(上のシギスヴァルトとのツーショットも寺神戸先生が撮ってくださいました)
今回は都内で行われたプライベートレッスンの前に時間をいただいたのですが、楽器のセットアップと、弓に関するアドバイスをいくつも頂くことができ、本当に参考になりました。
1960年代より古楽復興を牽引してきた一人であり、また肩掛けチェロを現在のように多くの演奏の場につなげた草分けたる人に楽器を見てもらえたことは、緊張もありながら、本当にうれしい時間でした。
駒や弓について得た彼のアドバイスは、今後の製作に反映させつつ、またこれまで私の楽器を使って下さっている方にもご希望があればご一緒に試していきたいと思います。
撮り急ぎの報告とともに関係した皆様に感謝を申し上げます!
