Wonderful Violinist Hiroki Tanzawa on Violoncello da Spalla (cello piccolo on shoulder) .
Regardless of how difficult moment we have all over the world, some musicians is continuously trying to expand the range of expression.
they know well,
‘In cold days when nothing blooms, spread your roots lower and lower. Then in time, a flower may blossom’
Hiroki has already scheduled some concert in this year with this lovely instrument.
Afrer my Germany resarch trip which I got many historcal proofs about small cellos, I wish that as mucha as many musician can be benefited unexplored possibilities of violocello da spalla(violocello piccolo, viola pomposa, etc.).
丹沢広樹先生がYoutubeのチャンネルを開設され、お貸ししている肩掛けチェロで、演奏を披露してくださっています!
演奏会が各地で中止・延期される難しい時期ですが、このタイミングを準備のチャンスと受け止め、先生のように新しい表現の可能性を探って取り組まれている方がいることはとても勇気を与えられることです。
(すでに年内にいくつか肩掛けチェロを用いた演奏会も用意されています!)
先日までのドイツ出張により、肩掛けチェロの歴史的背景をさらに得たことで、いっそう多くの演奏家の方にこの小さなチェロを理解していただき、可能性を探っていただきたいと思うようになりました。
新しいものと出会う時に、人は拒否するか、好奇心を持つかに分かれます。
そして多くの場合、こわがる心を乗り越えて、「この未知のモノをあえて取り入れたらどのように仕事が広がるだろう、たくさんの方に楽しんでいただけるだろう?」と考えられる人は多くありません。
成功者が常に一握りなのは、脳が不確実要素を排除して不便ながら安定している現状に固執するからだと聞いたことがあります。
これは別の言い方をすると自分にとっての不確実要素や、一見すると相容れないもの(敵?など)を仕事に取り入れることは、ほとんどの人が行わないので、そこに踏み込む勇気を持つだけでも仕事の可能性が広がるということです。
私も昔、自分の楽器作りの先生に「ルールってのは破るためにあるもんだよな」とお茶目なウインクと共に言われました。
大変な時期だからこそ、自分も含めたすべての方に三つの言葉を…
「何も咲かない寒い日は下へ下への根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」。元三洋電機副社長、後藤清一
「伝統とは、灰を崇拝することではなく、炎を絶やさないことである」グスタフ・マーラー
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」C.R.ダーウィン
家で過ごさなければならない時間の増えたこの時だからこそ、考えてみたいと思います。