昨日はシギスヴァルト・クイケンの弟子であり、また同僚でもある赤津眞言先生が肩掛けチェロ、ヴィオロンチェロ・ダ・ …
カテゴリー: バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ
バロック式のネック接着
最近あまり作業の様子を載せてこなかったので、今日は作業の一端を載せたいと思います。 今朝はヴィオロンチェロ・ダ …
バロック式のネックは弱いという誤解
バロック・ヴァイオリンとモダン・ヴァイオリンではネックの形状や本体への接合の仕方が違うということはご存知の方は …
今日ではチェロも脚に挟んで演奏する…
前回の投稿で、レオポルト ・モーツァルト著『ヴァイオリン奏法』から当時のチェロについての説明の項を紹介しました …
その昔は5弦であったが…
「…その昔は5弦であったが、今では4弦のみで演奏される。」 これは神童モーツァアルトの父であり、自身もかつて神 …
楽器設計技術の見直し
皆さんはどのようにして弦楽器が設計されているかご存知ですか? 実は永い間、弦楽器の設計方法は失われたままでした …
Tanquam ex ungue leonem.
tanquam ex ungue leonem このラテン語の格言は、英語ならば、 You know the …
バロック・ヴァイオリンは白かった?
私は絵画についてさほど詳しいとは言えませんが、ヨーロッパを歩いていると昔の楽器の絵に出会うことが少なくありませ …
おや、バロック・ヴァイオリンがない…
工房を開設するにあたり、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩掛けチェロ)を看板にしたいと思いました。それは何より …
スペース415~バロック・アンサンブル
先日、天野寿彦先生が工房にいらしてスパッラを試奏して下さった際に、ソロでは響くけど、他の楽器と一緒にアンサンブ …
バロックの合理性
年明け最初の仕事はテールピース(緒留め)とエンドピンを結ぶ、テールガットの枕である「サドル」(写真の白いパーツ …
初期バロック弓作り
初期バロック弓を作りたいと考え、しばらく前から資料を集め、弓の専門製作者からも話を聞いてきました。 初期バロッ …