This morning I have delivered the new violoncello da spalla to one of my dear customer. I would like to express my sincere gratitude to the wonderful musician who was both adventurous and generous! Thank you!

こちらへの掲出が遅れてしまいましたが、今月頭に無事、肩掛けチェロの納品をさせていただきました。
長らくお待たせしてしまいましたが、忍耐強くお待ちいただき、本当に寛容にご対応いただきました。工房の力量以上にお客様に恵まれていることを改めて感謝します。


肩掛けチェロは便宜的な名前ですが、バッハの時代には単にチェロと呼ばれていた、あるいはピッコロ・チェロと呼ばれていたのではないかと考えられています。
多くの方はピッコロ・チェロは肩掛けチェロよりも大きく、普通のチェロより小さいものだったのではないかと想像すると思うのですが、実はピッコロ・チェロの大きさの定義は未だにどこにも見つかっていません。
つまり肩掛けチェロと今日呼んでいるものが当時はピッコロ・チェロであった可能性は拭いきれないのです。
いくつかのカンタータでC線が使われていないこともC線を作りにくい弦長の極めて小さな低音楽器であったことを示唆している可能性もあります。
銅巻線の開発などまだまだやるべきことはありますが、肩掛けチェロに取り組む方々が少しずつ増えることで、様々な意見・情報が明るみに出て、日々世界が変わっていくことを実感しています。
同時期に塗装にかかるはずだったもう1台の肩掛けチェロも塗装の方向性がおおよそ決まってきました。感謝しつつ、楽しみに次の挑戦に向かいたいと思います!

