先日、こちらでもご案内をさせていただきました『おやじバロック 第4回演奏会』を東京・大泉学園駅にほど近いゆめりあホールさんは聴きに行ってきました。
妙な?名前で、正直なところあまり期待せずに、加我悠さんの演奏さえ聴けたらいいなと思って足を運んだのですが、演奏会は思いもかけず素晴らしいもので、驚いてしまいました。
(おやじバロックのホームページはこちら)
おやじバロック はバロック好きの方々が集まって活動をされているそうですが、団長で素晴らしい無伴奏フルートを聴かせて下さった菊池さんのお話によると、コロナの流行による休止を挟んで、6年ぶりの再開とのことでした。
沿線での開催ということで私も行きやすかったのですが、来年も演奏を予定されているということで、ぜひ近場の皆様にはお勧めしたいと思います。

アマチュアながら、本当にお一人お一人が粒揃いの演奏を聴かせて下さり、こういうアマチュアの方々が音楽文化の裾野を広げて下さるんだよなあと一人で悦にいるほど、本当に素晴らしい演奏会でした。
我らが加我さんも、A.ヴィヴァルディのチェロ協奏曲ニ短調RV405を肩掛けチェロで熱演して下さり、こんな技巧的な曲を肩掛けチェロで挑戦しようという人は国内ではなかなかいないため、本当に驚かされました。
一方、やはり肩掛けチェロで入られたクヴァンツのトリオ・ソナタは、よりリラックスして演奏されており、終演後に「トリオ・ソナタにはまりそうです」とおっしゃっていたので、加我さんご自身も気持ちよかったのだろうと想像できました。
兎にも角にも、何の前情報もなく行ったこともあり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
おやじバロックの皆様、素敵な演奏をありがとうございました!!
