国産木製チェロ(およびコントラバス)スタンドのご紹介

New cello stand which named YOCOMOCO.
Made in Japan, made with Japanese mountain wild cherry woods.

埼玉県上尾市より、木製弦楽器スタンドYOCOMOCOの製品説明に、代表の村越様ご夫妻にお越しいただきましたので紹介させていただきます。

写真の弦楽器スタンドは、元々コントラバスを演奏されていたご主人がご自身の楽器を置くことができないかとお考えになり発案、その後、チェロ用のスタンドも開発されたそうです。

製品の特徴としては、国産の山桜を使われて作られており、釘などの金属は一切使われていないとのことで、温かみのある製品と感じました。

製品としての市場参入はまだ1年弱とのことですが、すでにそれ以前よりテストを行い、写真のチェロスタンドについては、意匠登録もされているとのことでした。

チェロが置かれる支えの部分は回転可動するように作られており、チェロのデザインに対応するようです。また、床を傷つけないためにエンドピンから床を保護する板も取り付けられており、台そのものも、床との間に保護材をかませてありました。
今後も細部の改良を加えていきたいとのお話でしたが、すでに十分な安定感があるように感じたものです。
楽器を背で支える支柱と台は簡単に抜き差しできるようになっており、支柱を外すとコンパクトになるのも印象的でした。

製造元となる村越様のご本業は有限会社シスコムサポートというラベル製造などのお仕事ということで、現在文字通り楽器スタンドは手作りのため、大量生産はされておらず、埼玉県を中心に営業活動を始められておられるご様子でした。

無垢の国産材をそのまま生かした優しいデザインの台なので、もしご興味ある方がおられましたら当工房でも仕入れたいと思います。どうぞお気軽にお声がけください。