Yesterday I had a visit of an amazing violinist from Dresden, Germany for trial of my violoncello da spalla.
Kanai Tetsuro play mainly baroque violin but he is also a professional sound engineer. We enjoyed exchange of information and I was inspired by his personality and broad perspective which may be fruits of his multiple carriers.
Thank you Tetsuro, I’m looking forward to the next time to hear your warm sound of spalla!

先週はドイツはドレスデンより、金井哲郎さんが肩掛けチェロの試奏にお越しくださいました。
金井さんは実は本業が音響技師とのことで、早稲田大学と芸大で学ばれてからドイツに渡り、現在はドレスデンに拠点を置きながらも近隣各国でもお仕事をされているそうです。
シギスヴァルト・クイケン氏や寺神戸先生とも親交があるということで、過去に少しだけ試奏された他の楽器のお話も大変興味深いものがありました。
肩掛けチェロに限らず、バロックの楽器は実はヨーロッパでも専門家と呼べる製作者が決して多くはないのですが、埼玉の小さな工房にまで足を運んで下さることは本当にありがたいことだと感じます。

音響の専門家とヴァイオニストという複合的な視点をもつ金井さんのような方が、今後どのような活動をされていくのか、また当工房も注目していきたいと思います。
金井さん、情報交換も含め、楽しい時間をいただき本当にありがとうございました!
追記 : 金井さんがお越し下さったなった前日にも、他県より肩掛けチェロの試奏にお越しくださった方がおられました。が、私が正月ボケで写真を撮り損ねてしまいました。やはり大変に楽しいやりとりをさせていただいたことをこの場を借りて報告いたします。
また、連日の皆様のご来訪に重ねて心より感謝いたします。