

長野県、そして近隣の皆様へのお知らせです。
6月1日(土)〜2日(日)の2日間、日本ヴァイオリン松本支店の主催される展示会に肩掛けチェロ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)を出展いたします。
展示会への出展は当工房としては初めてのことになります。
ただ、残念ながら当日その場で購入していただける楽器を展示することができません。
まだご注文をいただいた楽器を作ることが精一杯で、在庫出展ができない点は申し訳なく思っております。
それでも参考出展をさせていただくことにしたのは松本支店の店主と技術者である橋本さんご夫妻の熱意があったからです。
橋本さんのお話で、音楽が比較的盛んな松本市においてもまだまだ日本人製作家の存在が知られていないということを聞きました。
またそうした中で、日本人によって作られた現代の楽器をより多くの方々に知っていただくために展示会を開催してみたいという話が持ち上がりました。
そこで、私の方でも普段から付き合いがありコンスタントに製作を続けておられる方々に少しずつ声をおかけして、10名を超す製作家の楽器が松本市に集まることとなりました。
私は残念ながら、今回はヴァイオリンなどの皆さんがよく知る楽器は出せないのですが、2日間会場におりますので、肩掛けチェロやモダンからバロック楽器についてお話しされたいという方がおられましたら、ぜひこの機会にと思っております。
また当日手持ちぶたさとなるであろう私が製作家紹介の司会を務めさせていただくこととなりました。
当日は、集まった素晴らしい皆さんの魅力を引き出し、国内の精力的な製作家に楽器を直接注文することの様々なメリットもお伝えできればと思います。
さらに、橋本さんご夫妻の方で東京の本店よりいくつかの歴史的名器も引っ張って来られると聞いており、多くの楽器にふれる楽しい機会になることも予想しております。
イベント、講演盛り沢山のようなので、詳しくはチラシをご覧ください。
私自身も長野県の大自然と渓流を楽しみにしながら赴きたいと思っておりますので、ぜひ当日会場でお会いできれば幸いです。