Andreas Post氏による鑑定〜近代の楽器から学ぶこと

Today I went to Tokyo to meet Mr.Andreas Post from Amsterdam.
Recently I found a beautiful modern German violin made in early 20c Lübeck.
Today Mr.Post took time for apprisal and the result was good.
Thank you for Bunkyo Gakki who organized this occasione. Thank you Mr.Post!

しばらく前にネック折れの修理をさせていただいた流れから、チェロを探してほしいとご依頼いただいたお客様のために100年ほど前のチェロを探して納めさせていただくことがありました。

その探索作業の途中で、偶然にも1900年代初頭のドイツ・リューベックで作られた美しいモダン・ジャーマンのヴァイオリンを某所で見つけました。

ネックや仕込みはオリジナル、戦前近代のまだガット弦を使うことが当たり前だった時代の楽器です。

あまり価値が認識されていないで売り出されている様子があったため、これまで皆さんに育てていただいた自分の眼識を信頼して仕入れてみました。しかし、文字通り裸のヴァイオリンであったため、今回、お知らせをいただいた機会に文京楽器さんでのAndreas Post氏(アムステルダム在)による鑑定を依頼させていただきました。

結果は良好で、鑑定書もしっかり書いていただけることになり、ホッと胸を撫で下ろしました。

偶然の出会いですが、これも縁と受け止め、しかるべき修理を施した後は、縁ある演奏家の方にお届けしたいと思います。

日本は残念ながら、バブルの時期に大変多くの偽作も入ってきてしまったため、地道な作業ですが、出会った楽器はできるかぎり一つ一つ素性を確かめていければと考えています。そうすることできっと演奏家の方も不安なく演奏に打ち込めると思うからです。

先に納めさせていただいたフランスのチェロ同様に、初めての経験でとても勉強になることばかりでした。偶然巡ってきたこの経験を本業の製作にもまた活かしたいと思います。

貴重な機会を下さった文京楽器の皆様と、Andreas Post氏に改めて感謝いたします!