ニス作り

今週の頭に群馬県藤岡市の山猫バイオリン工房(オーナー・金子斉一郎さん)にお邪魔して2日がかりでニス(塗料)を作ってきました。

もともと群馬テレビの番組に金子さんの工房が取材されるということで、肩掛けチェロをお貸ししたことで、それを取りに行くついででした。放映される番組はこちらです↓

群馬テレビの「技に迫る」という番組で、9月の最終水曜日夜10時からと再放送が10月第一水曜日の夜10時からになるそうです。

 

さて、弦楽器の塗料は市販もされていますが、私は自分で作るのが好きです。火傷の危険、匂い、材料調達、作成時の鍋の番などなど大変ですが、いろいろな発見が何度やってもあります。

今回は15年ほどまでに取り組んであまりうまくいかなかったサンダラック(イタリア語名:ジネプロginepro)と呼ばれる樹脂のニスに再挑戦しました。

普段は松脂をベースとした古典的なオイルベースのニスを作って使っているのですが、高温多湿な日本でより軟化点(融点)が高いニスを塗ることができないかと考え、歴史的にも古いサンダラックのオイルニスに挑戦したというわけです。

結果は思いのほかうまくいきました。ニスを作るといつも亡き恩師ルカ・プリモンLuca Primonに報告がしたいなあと思いますが、できないのが残念です。

これから松脂のニスとの組み合わせで使ってみたいと考えています。