フィンランドからの来客

Yesterday I had a visitor from Finland!
A composer, Lauri Sponnen came and tried violoncello da spalla.
Thank you Kaya Kuwahara for introducing Lauri.
I thougt that I knew enough that Spalla has many possibilities but I was awared from him that there are so mamy things that I don’t know.
Thank you Lauri to open new doors! I hope if one day I can hear your music played by Kaya on Spalla!

昨日はフィンランドより、作曲家の
@svppis ラウリーさんがスパッラ(肩掛けチェロ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)の試奏にお越しくださいました。いつもお世話になっているヴァイオリニスとの
@kaya_otonoma 桑原香矢先生のご紹介でした。

ラウリーさんは、本当にこれまでには見られなかった音の出し方で、さすが作曲家!と私も内心うなってしまいました。

特に、大きなチェロに比べて弦の張力が弱い点を逆手に使い、「これはうまくすると3弦を同時に十分鳴らせる」と何度も弓位置を変えて試されたり、スパッラならではの豊かな倍音成分をどのように活かせるかということで様々なフラジオ奏法や、ピッツィカートなども試されていました。試奏がすでに新たな曲のようでした。

肩掛けチェロ、スパッラは本当にたくさんの可能性がつまった楽器だと思うのですが、残念ながらまだまだ供給が追いついていません。
そのため、私の方でも製作台数を増やしていけるように、少しずつ準備を進めています。近い将来、より多くの方のお手元に届けられるようになりたいです。

また、ラウリーさんのように作曲の観点からもより多くの方がスパッラに注目してしてくだされば、またさらにおもしろい展開もありうると思います(すでに来年作る予定のスパッラのお客様には、これのために作曲もしてみたい!とおっしゃってくださっている方もいます♪)。

ラウリーさんをご紹介くださった桑原先生もバッハの無伴奏を美しく奏でて下さりました。


桑原先生が年に何回か開催されている市内のidobta音楽会でも、そのうち機会があったら小曲をスパッラとピアノで奏でていただきたいというのは作家の勝手な願望です笑

田舎の個人工房ながら、世界からも訪問者をいただけるのは本当に様々な形で紹介をしてくださる皆様のおかげと感じております。
ラウリーさん、桑原先生、ご来訪ありがとうございました!