先週末は、当工房の肩掛けチェロを使って下さっている
加我悠さんの参加されているオーケストラ”フィルハーモニカー” の第6回目のコンサートを聴きに行かせていただきました。

長引くコロナの影響により、直前にもプログラム変更などがあり、奏者の皆さまも大変だったと思いますが、予期せぬ緊張感もあり、聴衆の一人としては大変楽しませていただきました。
加我さんからは、肩掛けチェロによるバッハの無伴奏チェロ組曲、ヴィヴァルディのコンチェルトなどを存分に聴かせていただきました。
また、オーケストラによるモーツァルトも堪能させていただき、久々の楽しい時間でした。

最近、肩掛けチェロを作っているイタリア人の後輩と、いずれコロナが明けたらヨーロッパで演奏者・製作者・学者の方を集めたSpalla day を催して日本からもグループで参加したいね、と話していたのですが、加我さんのようにアマチュアながら肩掛けチェロを牽引されている方はぜひそんなことにもお呼びしたいなと思っています。
演奏人口がまだまだ少ないので、日本から世界につながる楽器が肩掛けチェロです。こんな時代だからこそ、様々なボーダーを気にせずに自由に表現できる楽器を一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
加我さん、素敵な演奏をありがとうございました!今年はさらに肩掛けチェロのお仲間が増えていきますので、引き続きよろしくお願いします!
