先週は、川崎の弦楽器工房アルモニアの江畑さんと一緒に長野県は佐久市に行ってまいりました。

日曜日の製作教室の受講生の方からご縁をいただき、ヴァイオリン ・ヴィオラ奏者の笹山秋津先生にご試奏いただくとともに、ご友人のチェロ奏者の俣平釉季先生、佐久の古楽合奏団やアマチュア・オーケストラの方々に肩掛けチェロをご試奏いただきました。
また江畑さんともども持ち寄ったヴァイオリンや弓も試奏いただきました。

特にコロナの影響で長く外出や試奏を制限してきた後だったこともあり、お集まりいただけたこと自体がとてもうれしく、楽しい時間を過ごさせていただきました。

肩掛けチェロは、なかなか想像するだけではそのおもしろさを実感していただけない楽器なのでこのような形で試奏会を実現してくださった皆様には感謝しかありません。

今回事前準備からやりとりをさせていただいた笹山秋津先生は最初こそ普段の楽器との違いに驚いておられましたが、すぐに鳴らして下さり、「指の間隔は広く感じるけど、低音などはヴィオラより鳴らしやすいですね!」とご感想を下さいました。


古楽合奏団とアマチュア・オーケストラの皆様も縦弾き・横弾きを試してくださり、また肩掛けチェロの弓をヴィオールの上で試していただくなど、驚きもある楽しい時間でした。



音楽も演奏も十人十色なので、初めての演奏家にお会いするといつも新しい視点・質問・課題をいただきます。今回もやはり勉強させていただく機会でした。
一緒に参加してくださった弦楽器工房アルモニ @shoichiebata の江畑さんにも感謝です。バロック・ヴァイオリンをいくつも並べてご試奏いただくという夢に一歩近づきました。
2年ほど間が空いてしまった気がしますので、またここから試奏の機会も設けていきたいと思います。
年内はあと1回できるかどうかというところですので、もし西日本などでご希望があれば、できる限り赴きたいと思います。