今日は、髙岸卓人(たかぎし たくと)先生が、工房を訪問してくださいました。

髙岸先生は、藝大とデン・ハーグ音楽院を修了され、現在は個人で演奏活動をされているヴァイオリニストです。
寺神戸亮先生の門下だったということもあり、肩掛けチェロに触れたご経験はあったようですが、実際ほとんど弾かれたことはなかったそうです。
今日はお持ちのヴァイオリンの調整が主でしたが、肩掛けチェロと、私の新作のバロック・ヴァイオリンも弾いていただき、とてもよいご感想をいただけて本当にうれしく思いました!
今日は藝大の先輩でもある天野寿彦先生と一緒に訪問いただいたのですが、調整作業をしている間にも、とてもすてきなデュエットも聞かせてくださいました!
(楽器の仕事はやめられないなと…こうしたことがあるたびに思います♪)

調整・クリーニングさせていただいた楽器も、喜んでいただけたようで、とてもうれしく思います。
調整を行う時は、いつもやり過ぎないこと、本当に必要なポイントを見極めるということを自分に言い聞かせていますが、実際にはやってみないと分からないことも多く、いつも理屈と実際のズレから私自身が学びながら施術させていただいています。
今日もまた学ぶことの多い時間でした。
髙岸先生、天野先生、今日も楽しい時間をありがとうございました!
