
めずらしく、ヴィオラ・ダ・ガンバの調整を承りました。
当工房はヴィオールは専門外なので普段はめったに受けることはないのですが、偶然にも持ち主の方が近所の方で、今の時勢に都内まで運び込むのが困難であるということでご連絡をいただきました。
専門外ということですが、今回は大きな修理などではなかったので、分からないところは東京のヴィオラ・ダ・ガンバ工房ラルブルの井上樹さんにサポートしてもらいながら進めています。
微妙な調整などはとてもできませんが(その時は井上さんよろしくお願いします!)、対応できる範囲だったので、対応させていただきました。
魂柱を立て、弦をいくつか張り替え、弦の滑りをよくしたり、など細々としたことです。
おかげさまで、ヴァイオリン属とはまったく違う構造を持つヴィオールの勉強にもなりました。
飯能近辺にガンバを演奏される方がそれなりにおられるなら、新型ウイルスの問題が治ってから、時々井上さんに出張で飯能に来ていただけないものかなあと思います。
井上さん、今回はありがとうございました!
