今日は新作の肩掛けチェロ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラに弦を張りました。
張ってから10〜15分ほど音を出して見ましたが、みるみる変化し響くようになってきています。
ニス塗り後の微調整がまたまた楽しみです♪
今回はお客様のご要望でトマスティークの特注弦(A=442)を張りました。(※スパッラ用の特注弦は一般には市販されていません)
バロックのネックはいわゆるモダンピッチに耐えられますか?という質問をしばしばいただきますが、むしろバロック仕様のネックの方がモダンのそれより太く、強度があることはまだまだ知られていません。
1800年代以降に、バロック 期に作られた楽器の多くがネックだけでなく、板まで削られたことから、多く誤解が生まれてしまいました。
本当はバロックとモダンという垣根はないのかもしれませんね。
皆さんはどんなピッチで演奏したいと思いますか?