2021年分受注開始いたします!

(写真上、2019年の冒険のひと幕、スペイン・ランザローテ島〜ベルギー・ブリュッセルへのワークショップ参加)

本日から工房は本格的に始動いたします。

今年は演奏家、音楽家の方々とさらに大きな冒険に挑戦してみたいと思います。

2021年以降の納品の楽器注文受付も開始いたします(2020年納品分の受注はすでに完了いたしました。心より感謝いたします)。

バロック・ヴァイオリン、バロック・ヴィオラ、バロック・チェロ、そして肩掛けチェロ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラなど(※)、演奏家、愛好家の方々が思う存分活躍できる楽器を届けたいと考えております。(※これらの楽器にかぎらず、取り組めると感じられた楽器には取り組んで参ります)

活躍とは何でしょうか。私はそれは挑戦にほかならないと思います。未知なる予感に従い、まだ見ぬものに向かっていくことにこそ、皆さまの活躍の姿が立ち現れると思います。活躍は常に予測の外にあると思うのです。

そのような楽器、機会、物語を不思議なかたちでお届けすることこそ小さな工房の仕事と思っています。

これまで自分が触れたことがないものに触れることは、誰しも緊張を強いるものです。しかしその先に、ご自身さえ知らない活躍が待っているとしたらどうでしょう。

弦楽器工房の仕事は実は錬金術師の仕事とかぶるところが多く、昔のからの知恵の不思議を引き継いでいるものです。しかし、技術的な不可思議だけでなく、皆さまお一人お一人に届けられる唯一無二の機会とまだ読まれていない不思議な物語を届け、ご一緒にそれを創造していくことこそ小さな弦楽器工房の務めと考えています。

2019年に私は、活躍されている演奏家の方ほど果敢に、しかし気負いなく未知のものに挑戦をしていくということをまざまざまざと見せていただきました。失敗を笑い飛ばし、皆で文化を創るのです(笑)

新しいことを発見されたい方、活躍の場を本当に広げたい方は、ぜひ工房に足をお運び下さい。

どうか皆様にとっても素晴らしい、挑戦の年となりますように!!