今日は都内某所にて、所有者がそれぞれ別々のバロック・ヴァイオリン2台の調査をさせていただくことができました。
個人所蔵のため、お名前は伏せたいと思いますが、関係する皆様には、貴重な機会をいただいたことをこの場を借りて感謝申し上げます。
これまでヴェネツィアやクレモナの博物館を始め各地で、事あるごとに調査を重ねてきましたが、博物館に収蔵された比較的状態のよい楽器の調査✖️個人演奏家・愛好家が所有し普段弾いている楽器の両方を調べさせていただくことで、新作として作るバロック仕様の楽器や当工房ならではの役割が見えてくると常々感じています。
今回も初期〜中期バロック・ヴァイオリンにはほとんど見られない特殊な発見があり、大変興味深く観察しました。
どのような発見をしたか、またこれらのことをどのように製作に生かすかということについては、ぜひ来年製作をする予定のバロック・ヴァイオリンを楽しみにお待ちください。
また以前から構想はあったものの今日の調査から、改めて新作ならではの特別なサービスの提供、新作にしかできない体験もあるということを確信しました。どのような体験、サービスか?これもいずれ明らかにしたいと思います。
ぜひ楽しみにお待ち下さい♪