少しずつ性格の違うスパッラが、形になりつつあります。
今はあまり違うようには見えませんが、出来上がる頃にはまったく別の楽器であることが分かるだけの違いを帯びることになると思います。
1つはセルゲイ・マーロフさんが使っているスパッラをベースに考えたもので、もう一つはクイケンさんの最初に手にしたスパッラをベースにバディアロフさんからのアドバイスをもとにアーチに変更を加えたものです。いずれもどのような音を見せるか、私自身も楽しみです。
猛暑が続いて、熱も湿気との闘いですが、夏にしかできないことも多いので、コツコツ進めていきたいと思います。
この2台が終わったら、すぐに次の2台に取り掛かり、年内に間に合う納品分はそれでおしまいです。なんとか年内には皆さんに納品すべき分はできるように頑張りたいと思います。