演奏の仕事が思う存分できていますか?1

今日は不思議な縁で、シンフォニーホールも手がける世界的な建築家の方A氏と知り合う機会がありました。

その方とのお話の中で、「音大を出ても、日本でもクラシックの演奏家は仕事がない。博士号を取っても仕事がないぐらいだ。」ということを伺いました。

演奏家の皆様、また演奏家を志して音大に入られた皆様、これは本当でしょうか??

なぜ建築家からそんな話が?と思われるかもしれませんが、その話はさておき、もし多額の授業料を支払って音大を卒業しても演奏家として仕事がしたくてもしていけない現実があるとするならとても残念なことです。

なぜそのようなことが起こるのかと言えば、音大も一般大学の例に漏れず、学費を払った以上は均等な授業を実施するというごく当たり前のことがあるためではないかと思います。一律の学費は、一律の授業内容を保証するということが、仕事を得るという点から見ると仇になるという、珍しくはないものの、何とも皮肉な現実なのだと思います。

これを回避するには、人とは違うところで活躍するか、あるいは人を超える力を身につけるしかありません。これをマーケティング用語で差別化と言いますが、おそらく音大ではマーケティングは教えないのでしょう。あるいはマーケティングなどというものは純粋な芸術を阻害するものとさえ考える先生もいるかもしれません。

しかし、現実にそれで仕事が得られないのであれば、本末転倒と言わざるを得ません。

このブログを読んでくださっている方は、演奏家としての活動に少なからず意識を持っておられる方だと思います。そして、そのような方に自分自身を変化させることを受け入れる気概があるなら、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラは大きな力になると思います。

なぜなら、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラはまだ取り組む人がほとんどいない、マーケティング用語で言うブルー・オーシャンだからです。

もし周りで誰もがヴィオロンチェロ・ダ・スパッラに取り組む方がいないのであれば、あなたがヴィオロンチェロ・ダ・スパッラの第一人者になるチャンスです。

なんだヴィオロンチェロ・ダ・スパッラの宣伝のための話か、と思われましたか?その通りです。でも、これがWin-Win、あるいは”三方よし”の宣伝であることをどうかよく考えてみてください。そして、共に成長するする演奏家に出会えること願っています。

マーケティング的な思考など不要・不純だとお考えならそれも結構ですが、そんなことはむしろ些細なことであり、自分を乗り換えて演奏をしてきいきたいなだと思われるのであれば、ぜひ一度立ち止まって考えてみていただければと思います。

演奏活動の場を切り拓きたいという皆様からの、日本人らしからぬ横を見ない(?)ご連絡をお待ちしております。