出張でイタリア・クレモナ市に来ています。ジェット・ラグで夜中の3時に目が冴えてしまったため、少しブログを更新しようと思いました。
弦楽器製作者の間では知らない人がいなかったG.B.Morassi氏が今年の2月に逝去されてから初めてのクレモナ訪問となりました。改めて哀悼の意を表したいと思います。
昨年の昨年5月に亡くなった師Luca Primonの報せに続く形となり、クレモナに来た今も未だ彼らのいないことをあまり実感できずにいるのが正直なところです。どこか現実感のない哀しみは、大きな足跡を残した二人の葬儀に立ち会えなかったことからくるものかもしれません。
どちらも多くの友人たちがその葬儀に立ち会いましたが、昔からその容姿を変えないクレモナの街は、昨日もそのままの姿でした。
明日から3日間、モラッシーとプリモンの背を心に抱きつつ、クレモナで活動をします。