ヴィオラ・ダ・ガンバ

このところ同僚の間で、ヴィオラ・ダ・ガンバ(以下、ガンバと略す)が話題になっていました。

ある人は作りたいと言い、ある人はすでに演奏しており、またある人はヴァイオリン属との比較において知りたいと考えています。

私は、バッハが楽曲の中でガンバを使っていることと、やはりヴァイオリンとのプロポーションの共通性に興味があり、ゆっくり調べています。

同僚と話題になったのは、ガンバを作りたいと切望している人がいたからですが、熱心に考えていると、不思議とそれに必要な資料が自然と集まってきたりします。

昨日もひょんなことから、ガンバの図面を2つ人から譲っていただくことができました。

こういうことは以前からあるのですが、ある人にとって必要なものが、ある人にとってはむしろ場所を取るだけであったりして、あったら便利だなあと思っていると、それがすっと目の前に現れたりします。何かのスピチリチュアル系の講義のようですが(笑)実際に人との出会いも含めて、こういうことは枚挙に暇がないので、きっと願っていることが大事なのだろうと考えることにしています。

さて、話がそれましたが、ガンバは、ヴァイオリン属と調弦が異なり、構造も異なりますが、同じ時代のコンセプトを内含していることは明らかで、それがどのようなものかを調べたいと思っています。

興味のある音楽が少し異なるので、私自身はガンバ作りにはならないと思いますが、ガンバを知ることでヴァイオリンやヴィオロンチェロ・ダ・スパッラの製作が深まることは確信しています。

ちなみにガンバがほしい!ガンバを弾きたいという方がいたら、ぜひ声をおかけください。よい製作者を紹介させていただきます♪

と、書いた矢先に

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO28584770W8A320C1000000?channel=DF280120166611

たまたまガンバを演奏される記事と動画を拝見して、ガンバもいいな!やっぱり作ってみたいな!!と思いました。移り易き人の心かな(笑)