木材をお探しの方へ

楽器工房で、昔ながらの方法で、月齢を見ての伐採・手割りされた材にこだわって楽器を作る工房は多くありません。

その理由は、そもそもそうした最高級の材の流通が非常に限られているためでもあります。

特に手割りの材は歩留まりが悪く、数が取れないため、製材所からも敬遠されます。また値段が高くなるので、安い材を買いたいという場合は歓迎されません。

しかし、製作者が限られた数の楽器しか生涯に作ることができないこと、また自信をもって本当によい楽器をお勧めし、演奏者の方々に生涯安心して使い続けていただくためには材料費の違いというのは長い目で見ると実に小さなものではないでしょうか。

当工房では月齢を見て、かつ手割りされた材をできる限り入手し、楽器を作っていきたいと考えています。本当によい材は手で触ると健康であることが感じ取れます。

もし製作者の方で、ご自身もそうしたら材を使っていきたいという方がおられましたら、ご連絡をいただければ、年何度かのタイミングでイタリアから入れる際にお分けすることができる可能性があります。

手割りの材は文字通り手で割られていくため、数が出ませんが、その分、材の質を保証してくれます。

多くは導入できませんが、本当によい材で、よい楽器を提供していきたいという個人製作者の方がおられましたら、ご連絡下さい。時間がかかる仕事ですが、信頼できる個人の製材者と組んで、少しずつ進めていきたいと思います。